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『デッド・オア・アライヴ』

著作が出版されると必ず購入する作家というのは決して多くないが、私にとってトム・クランシーは、その数少ない貴重な作家の一人だ。 1984年の『レッド・オクトーバーを追え』の衝撃のデビュー以来、四半世紀に...
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『オベリスク』

2012年最初の読書記録は、大晦日に西が丘サッカー場に行った際に電車の中で読了した、ハワード・ゴードン著「オベリスク」(新潮文庫)。 原題の"GIDEON"S WAR"でわかるとおり、主人公のギデオン...
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『水時計』

今回のご紹介は、大半を先週の宮崎出張の飛行機の中で読んだ、ジム・ケリー著「水時計」(創元推理文庫)。イギリスの本格ミステリである。 主人公のフィリップ・ドライデンは、イギリス東部の町イーリーで週刊新聞...
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『ブルー・ヘヴン』

今回の通勤電車内読書は、C・J・ボックス著「ブルー・ヘヴン」(ハヤカワ・ミステリ文庫)。2009年のアメリカ探偵作家クラブ(MWA, Mystery Writers of America)・エドガー賞...
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『路上の事件』

週末に行事が続いたので前回からしばらく間が空いてしまったけど、今回の通勤電車内読書は、ジョー・ゴアズ著「路上の事件」(扶桑社ミステリー)。 簡単に言うと、大学を卒業して放浪の旅に出た青年ピアス・ダンカ...
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『ボディブロー』

今回の通勤電車内読書は、マーク・ストレンジ著「ボディブロー」(ハヤカワ・ミステリ文庫)。 主人公は、元ボクサーで今はバンクーバーにある高級ホテル「ロード・ダグラス・ホテル」の警備責任者をやっているジョ...
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『追跡する数学者』

今回の通勤電車内読書は、デイビッド・ペイジョー著「追跡する数学者」(新潮文庫)。 何事も数式にして考えるフィリップが、突然失踪した恋人のアーマを、彼女が装幀してフィリップに遺した351冊の蔵書を手がか...
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『生、なお恐るべし』

今回の通勤電車内読書は、アーバン・ウェイト著「生、なお恐るべし」(新潮文庫)。 主人公のフィル・ハントは54歳。彼には、若い時に犯した殺人のために10年間服役した過去があり、今は妻のノーラと小さな牧場...
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『サヴァイヴ』

「サクリファイス」、「エデン」に続くシリーズ三作目だが、前二つの物語の前後を描く連作短編集となっている。 6つの短編のうち、最初の『老ビプネンの腹の中』と最後の『トウラーダ』は、メインの主人公である白...
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『ミッドナイト・ララバイ』

今回の通勤電車内読書は、サラ・パレツキー著「ミッドナイト・ララバイ」(ハヤカワ・ミステリ文庫)。 久しぶりのV・I・ウォショースキー・シリーズ。ノン・シリーズの「ブラッディ・カンザス」を間に派挟んで、...
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